シミ・そばかすを消す治療としては、レーザー治療が主流です。
レーザー治療は、シミやそばかす、毛穴の開きなど年齢を感じさせる
しかし、強力な治療であるため副作用やデメリット・リスクがあるのではないかと心配になり、レーザー治療に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
私自身レーザー治療によりそばかすを除去した経験者であり、副作用など発生することなくキレイに除去することができました。
ただ、レーザー治療後に何もせず患部を放置していたわけではなく、適切なアフターケアを行った上での結果です。
この記事では、シミ・そばかす除去レーザーにおける副作用やデメリット・リスクに加え、それを防ぐための方法について解説していきます。
それぞれの言葉の意味から、この記事では以下のように定義します。
項目 | 定義 | |
副作用 | レーザー治療をすることで発生する、シミ・そばかすに関すること以外の人体への影響 | 防ぐことができないもの |
デメリット | レーザー治療の欠点・短所 | 防ぐことができないもの |
リスク | レーザー治療の危険性・損害を受ける可能性 | 防ぐことができるもの |
目次
レーザー治療とは?
シミ・そばかすを除去するレーザー治療は、主に以下の2つです。
- Qスイッチレーザー
- ピコレーザー
Qスイッチレーザーとは、シミ・そばかすの原因となるメラニン色素を効率的に破壊することができるレーザー治療機です。メラニン色素のみに反応するため、周りの肌を傷つけることなくそばかすを消すことができます。
そのQスイッチレーザーよりも最新(2018年時点)なのが「ピコレーザー」です。
Qスイッチレーザーは「ナノ秒(10億分の1秒)」という極めて短い時間でレーザー照射を行いますが、ピコレーザーはさらに短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」でレーザー照射を行います。
それにより、メラニン色素をより細かく破壊することができ、より少ない治療回数で効果を実感することができます。
それぞれの治療の詳細は以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
レーザー治療の副作用について
レーザー治療を行うことで、髪が抜けるなどの人体への影響があるか?についてですが、結論から言うと副作用はありません。副作用があると言っているクリニックもありません。(※この記事で定義した副作用に限ります)
その例として、妊娠中の女性がレーザー治療を受けても母子への影響はありません。
妊婦は、摂取不可の薬などが増え、かなり副作用に気を付けなければならないのですが、その妊婦への影響がないと考えると、副作用はなく安心して良いと言えます。
ただし、妊婦へのレーザー治療を行うクリニックはほぼ存在しません。理由は、
- 妊婦はホルモンの関係でシミができやすいので、効果を得にくい
- 治療中の軽い痛みでも、ストレスを感じて母体に影響が発生する可能性がある
など、副作用以外の面でレーザー治療を受けるのに適さないからです。
レーザー治療のデメリットについて
レーザー治療の唯一のデメリットは、治療後に「ダウンタイム」が発生するということです。
ダウンタイムとは、レーザー治療後に患部がかさぶたになり、はがれるまでの期間のことをいいます。個人差はありますが、7日~10日間ほどです。
これはどうしても避けることができず、人目が気になる不自由な期間です。
また、このダウンタイム期間中に適切なケアを行わない場合、シミ・そばかすが濃くなる「炎症後色素沈着」という「リスク」につながる可能性がありますので、次で対策を含め説明していきます。
レーザー治療のリスクについて
レーザー治療のリスクは、大きく2つあります。1つ目は「炎症後色素沈着が発生する可能性があること」2つ目は「実力のないクリニックで治療を受けること」です。
ただ、どちらもしっかりした知識があれば防ぐことができます。
炎症後色素沈着を防ぐ
ダウンタイム期間中は適切なケアが必要です。シミ・そばかすをキレイに除去するために以下のことを守りましょう!
治療した部分をこすらない
レーザー治療直後から、入浴することも化粧水をつけることも可能です。ただし、このとき患部を強くこすらないようにしてください。
治療直後の肌は非常に敏感であるため、強くこするとメラニン色素の生成が活性化されてしまいます。患部を洗うときも化粧水をつけるときも優しく行いましょう。
かさぶたを無理にはがさない
これも色素沈着の原因になります。早くかさぶたを無くしたいという気持ちから、つい触ってしまいがちですが絶対にやめましょう!
日焼け対策を行う
日焼けをすると新たなシミ・そばかすの原因にもなります。
ダウンタイム期間中の日焼け対策はもちろんですが、再発防止という観点からかさぶたが取れた後も必ず日焼け対策を行いましょう。
ちなみに、私は冬であっても必ず日焼け止めを塗っていますし、治療から9年ほど経ちますが今でも日焼け止めは欠かしません。
ダウンタイム期間中のケアを全て可能にする「エアウォールUV」
株式会社共和から提供されている「エアウォールUV」というテープがあります。
このテープはもともと医療現場で利用されていたもので、傷あとを紫外線から守り、傷あとが黒ずんでしまうのを防ぐためのもです。2016年から一般市場でも販売を開始されています。
うれしいポイントとしては、テープの上からメイクOKで下の画像を見ていただければわかるとおり、メイクをすればテープを貼っていることはほとんど分かりません。
テープを貼ることで、患部への刺激を防ぐことができ、日焼け対策にもなり、かさぶたをメイクで隠すこともできるので、非常におすすめできる商品です。
実力のあるクリニックで治療を受ける
実力のないクリニックで治療を受けることもリスクになります。
私は、治療までに複数の病院でカウンセリングを実施しましたが、「そこまで気にしなくていいよ」などと言われたことがあります。
勇気を出してコンプレックスを打ち明けたのに、そのような態度だと本当に嫌な気持ちになりますよね。
医師といえども人なので、親身でない態度は必ず治療結果にも現れます。安心して治療を受けるために、以下の特徴があるクリニックを選びましょう。
- カウンセリングの対応が良心的
- やたらと治療を勧めて来ない
- 実績が豊富で口コミが良い
- 料金が明確
- アフターケアがしっかりしている
様々な口コミサイトを見ると、上記のような特徴を持ち、非常に評価の高いクリニックとして「湘南美容クリニック」が挙げられます。
クリニックの詳細は以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
レーザー治療のデメリットやリスク、そしてそれを防ぐ方法を知ったことでレーザー治療に対して前向きになれたでしょうか?
少しおおげさかもしれませんが、私がレーザー治療を受けて手に入れたのは、そばかすの無い顔だけでなく前向きに生きていく気持ちだと思っています。
それまでの人生では、そばかすが気になって特に初対面の人と目を合わせることが苦手でしたが、治療後は全く気にせず、相手の目を見て話せるようになりました。
もしあなたもシミ・そばかすがあることで、私と同じような気持ちになっているのであれば、これからの人生を前向きに生きるためにぜひレーザー治療を受けることをおすすめします。
上記で紹介したクリニックは無料カウンセリングができます。勇気がいりますが、まずはその一歩を踏み出して信頼できる医師に出会ってほしいと思います。