仕事や子育てなど、疲れている人が多いと思いますが、足りないエネルギーを肉などの「がっつりした食事」で補充しようと考えていないでしょうか?
疲れているときは胃腸も疲れていることが多く、がっつり食べることで胃腸をさらに疲れさせてしまうことになりかねません。
疲れているときは、胃腸を休めることができる消化のよい食べ物がおすすめです。この記事では、消化のよい食材や調理方法についてご紹介します。
疲れているときに「食べてはいけないもの」についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
疲労回復の食事メニュー
「消化がよい食べ物」とはどういうことかというと、胃腸に負担をかけずに消化吸収ができる食べ物のことです。具体的には、
- 胃にとどまる時間が短い
- 胃酸が過剰に分泌しない
- 食物繊維が少ない
などが挙げられます。そんな特徴を持つ食べ物をご紹介していきます。
穀物・いも類
- おかゆ
- うどん
- 食パン
- じゃがいも
【参考】穀物・いも類でNGなもの
- 菓子パン
- 中華麺
- そば
魚介類
- たらい
- かれい
- たい
などの白身魚
【参考】魚介類でNGなもの
- 塩辛
- いか
- たこ
- うなぎ(脂が多い魚)
肉類
- ささみ
- 赤身肉
【参考】肉類でNGなもの
- ロース
- バラ
- ハム
- ベーコン
- とんかつ
大豆・乳製品
- 豆腐
- 納豆
- 牛乳
- 豆乳
- ヨーグルト
【参考】大豆・乳製品でNGなもの
- がんもどき
- 油揚げ
- 生クリーム
野菜・果物
- ほうれん草
- 白菜
- バナナ
- りんご
【参考】野菜・果物でNGなもの
- たけのこ
- ごぼう
- セロリ
- きのこ
- 海藻
- パイナップル
- 柑橘類
消化によい調理方法
消化を早め、胃腸に負担をかけないポイントは3つです。
- 小さく切る
- やわらかくして食べる(煮込むなど)
- 油を少なくする
食べ物以外での疲労回復
食べ物で胃腸に負担をかけない工夫をご紹介させていただきましたが、回復をするためには以下のことも必要です。
- 睡眠をとる(一番大事です)
- タバコをやめる
- アルコールを摂取しない
- 適度な運動をする
タバコやアルコールは脳を活発化させるため、良質な睡眠の妨害をします。根本的にやめることをおすすめしますが、疲れているときは控えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?疲れてるときはがっつり食べることが大事!と考えている人が多いと思いますし、私もそうでした。
しかし、実際は暴飲暴食を避け、消化によいものを腹六分~八分ほどに抑えることが疲労回復のためには必要です。
ぜひこの機会に「胃腸を休める」ということの必要性を感じていただき、疲労回復につなげてもらえれば幸いです。